MedGel Scaffold 発売開始です
2008/04/09
こんにちは。
本日は4月から発売を開始する
ゼラチンベースの3次元培養基材(MedGel Scaffold)をご紹介します。
このブログでも"ゼラチンスポンジ"として
何度かご紹介させていただきました。
・
3次元培養基材と言っても
微細加工プレート上で細胞槐(スフェロイド)を作らせるもの、
コラーゲンをスポンジ状にし、生体に近い環境で増殖させるもの…
など色々な種類が既に発売されています。
じゃあMedGel Scaffoldは何が違うの?といいますと
ゼラチンをベースにしているところが違います。
ご存知の通りゼラチンはコラーゲンを変性させたもので
コラーゲン同様、細胞親和性が高く
細胞が接着しやすいことが知られています。
しかしそのままではゼラチンの中まで
細胞が入っていきません。
…そこでMedGel Scaffoldでは
徐放用基材MedGelの技術を活かし
ゼラチンに多孔構造を持たせて
細胞が入っていきやすい構造にしました。
更にゼラチンにβ-TCPを混ぜることで
基材の収縮を抑えることに成功しました。
詳細は下記パンフレットをご参照下さい。
4月号のWako newsにも掲載されています。
実際の使い方は次回ご紹介させていただきますね。
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先日私用で金沢まで遊びに行きました。
一応…ということで行った金沢城跡ですが
城内の色々なところに見たことも無いほど大量のツクシが生えておりました。
金沢の皆さんはマナーが良いから勝手に摘んで食べたりしないんでしょうねー。
(ちょっともったいない…。)
研究員 松井