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臨床研究レポート (末梢動脈疾患) 2-1

2007/10/15

こんにちは。

本日はゼラチンハイドロゲルMedGelを使った
臨床研究のご報告、第二弾です。

今度の臨床研究は日本医科大学の高野教授の下で行われました。

前回ご紹介した臨床研究と同じく
末梢血管疾患の方の血管を再生(新生)させるものです。


男性の患者さん5人の下肢(足)に
ゼラチンハイドロゲルとbFGFを組み合わせて投与し
症状の変化と副作用の有無などを見ました。

残念ながら生データをご紹介することは出来ませんが、
ゼラチンハイドロゲルとbFGFの投与により
疼痛スケール(痛みの度合い)、歩行距離に大きな改善が認められました。
同時に有害事象が無かったことを確認しています。

前回ご紹介した米田先生の臨床研究とは
ゼラチンハイドロゲルと組み合わせるbFGFの投与量が異なりますが
ほぼ同じような結果が得られています。

これらの結果は日本医科大学の先生が
第54回 日本心臓病学会学術集会(2006.09.04)
第47回 日本脈管学会(2006.09.25)
で口頭発表されています。

また論文になりましたら
こちらでお知らせしますね。

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前回もちらっと書きましたが
ゼラチンハイドロゲルを用いた臨床研究が進んでいます。

…というので次回は細胞治療と比べてどうなの??
にお答えする臨床研究の結果をご紹介予定です。

では、みなさま良い週末を。

研究員 松井





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