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PI5 その1

2006/07/21

本日は一番汎用性の高いPI5のご紹介です。

弊社から出荷するときはEOG滅菌されていますので
このような形になります。
PI5 packed.jpg
保存する場合は湿度の高い場所を避け、
できればデシケーターに入れてください。


これを開けてみますと、
凍結乾燥したハイドロゲルが出てきます。
PI5膨潤前.jpg


実際に使う場合には薬剤を含む溶液を加えます。
加えて10分後ですと、すこし縮んだ状態ですね。
一番外側だけ透明なのが分かりますでしょうか?
PI5膨潤10分.jpg
(薬剤溶液にはBSAなどのキャリアタンパクを入れないで下さい。
純水、あるいはPBSなどに溶かすのが望ましいです。)


この後、蒸発しないように密閉容器に入れて
37℃で3時間、あるいは4℃で一晩静置してください。

ここに示したのは、2日ほどおいて
完全に膨潤させたものです。
実際には凍結乾燥時に入った泡が残っている場合が多いです。
PI5完全膨潤.jpg

どうしても泡が気になる!!という方は
長めに膨潤していただく、
あるいはマメにつついて泡を出すという方法があります。

実際のところ完全に膨潤していなくても
薬剤は入っていますし
除放するのに問題ありません。

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最近雨が続きますね。
ここ彩都でも連日の雨です。
はやく梅雨が明けるといいんですが。

研究員 松井




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