DMSOもマンニトールもOKです
2009/07/09
こんにちは。
MedGelを使う際に臨床用の
薬剤を使用される方も多いのではないでしょうか?
取扱説明書には
"キャリアタンパクなどは避けてください"
と記載されているので
薬剤に入っている添加物の影響に関して
お問合せを頂くことがあります。
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こんにちは。
MedGelを使う際に臨床用の
薬剤を使用される方も多いのではないでしょうか?
取扱説明書には
"キャリアタンパクなどは避けてください"
と記載されているので
薬剤に入っている添加物の影響に関して
お問合せを頂くことがあります。
あけましておめでとうございます。
今年度は新製品をどんどん出していく予定です。
お問い合わせの多かったMedGelの粒子タイプ、
プラスミドなどの核酸物質を生体内で徐放できるE50シリーズ、
MedGelスポンジタイプ
SugerFect 新タイプ…
などです。
ご期待下さい。
話は変わって、
本日は放射線同位体を扱える研究者の方に
是非お勧めしたいタンパク質のRIを用いたラベル方法です。
弊社の技術は田畑教授のもとで開発されたものです。
ほとんどのものが、ある程度完成された形で彩都ラボに移されます。
ですが、たまにひっそりと忘れられた技術があります。
それがPI9の粒子です。
PI5の粒子が完成し、非常に”使えるヤツ”であったために
途中で忘れられていました。
埋め込み用のシートも好評なのですが
注射できるというゲル状のハイドロゲルを望まれる場合があります。
そこで、彩都にてPI9の粒子を完成させることになりました。
今まではシートを加工したものを使っていただいていました。
顕微鏡で拡大すると、こんな感じです。
上のものでも十分使えるのですが
均一なものということでPI9粒子を開発中です。
どんなものかちょっとだけ見ていただきましょう。
シートを加工したものと違って綺麗な球形になっています。
どちらでも、基本性能に変わりはありません。
使い勝手の良いほうを選んでいただけるよう、
形状のラインナップを増やしております。
ちなみに粒子はこのようなチューブに入れて出荷予定です。
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2週間ほど更新が出来ませんでしたが
休んでいたわけではなく、細々と粒子を作っておりました。
ちょうど夏の疲れが出てくるのか、まわりで体調を崩す方が多いです。
お気をつけ下さい。
研究員 松井
今回は、もうひとつの主要なハイドロゲルをご紹介します。
前回ご紹介したPI5と何が違うのか?と申しますと、
1. 原材料
2. 原材料の精製方法
3. ハイドロゲルの作製方法
が違います。
PI9は膨潤させたときにアルカリ性(塩基性)の性質を示します。
非常に大雑把に言うと、酸性のものと相互作用しやすいのです。
実際には、
電気的な力だけで薬剤と相互作用しているわけではありません。
そこで、どのハイドロゲルが最適か試して頂く必要があるのです。
さて、PI5とPI9の違いを写真で見ていただきましょう。
まずは原材料です。
左がPI9、右がPI5です。
色が少し異なります。
つぎは乾燥状態のハイドロゲルです。
やはり右がPI9、左がPI5です。
PI9のほうがフカフカしているのが分かりますでしょうか?
これはPI9のほうが空気を多く含んでいるためです。
さて、PI9を膨潤させてみましょう。
部分的に水を吸い込むので、最初の数分はこのようによれます。
PI5でも多少のよれはありますが、PI9ほどではないですね。
さて、完全に膨潤させました。
PI9はPI5に比べて吸水率が高く
泡がたくさん残ります。
PI5よりもやわらかいので、
取り扱いがちょっと面倒かもしれません。
でも、取り扱いの最中に破れる事はありません。
引っ張っても大丈夫。
次はハイドロゲル粒子のことをお伝えしたいと思います。
研究員 松井
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Hello.
I've noticed someone is visiting our website from outside of Japan.
If you have interested in our hydrogels or materials Dr. Tabata developed, please let us know.
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